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黒米 (ID=4)
黒米は古代米の一種で、品種としてはジャポニカ種(短粒)とインテイカシュ(長粒)



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  黒米は古代米の一種で、品種としてはジャポニカ種(短粒)とインテイカシュ(長粒)、そしてもち米(糯米)とうるち米(粳米)に分けられます。原種からあまり進化していない最も原種に近い為生命力が強く野生環境に適しています。表皮の部分が黒い為紫米や紫黒米とも呼びます。

  伝説によると、紀元前中国漢の時代、有名な探険家張騫(ちょうけん)が神様お告で発見してその後張騫が手柄を上げ順調に出世したことから縁起のよい出世米と呼ばれ、神秘的輝きをもって伝えてきました。日本には江戸時代中国から伝われ、お祝いの時使われたと言われます。黒米は白米や玄米に比べ、蛋白質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシン、鉄分、カルシウム、マグネシウム等が豊富、皮の部分にはポリフェノール成分であるアントシアニン色素が多く含まれています。ポリフェノールの効能としては、ガンの抑制、筋組織の強化、循環系保護、消化障害改善、視力向上、老化抑制、通風抑制、心筋梗塞予防等が知られています。                                                 

■  黒米の別称

「貢 米」  

 中国の歴代皇帝へ御用達米として献上したことから長い間「貢米」や「皇帝米」と称された。

「月 米」
 民間では妊産婦の虚弱体質改善の為習慣的に鉄分が多く造血作用のある黒米を多く食べさせたことから「「月米」や「補血米」の名もある。

「美容食」

 黒発、通便、美肌等効果があるため、楊貴妃も美容食として愛用したと言う「黒貴妃」商標の由来でもある。

「長寿米」

 豊富な栄養素だけでなく、滋養強壮、老化防止、酸化を防ぐ等驚くべきパワーを持っていることから「長寿米」と言われてきた。

 

■ 黒米の効能

胃、消化系統の栄養補強、内臓強化、血行良化、動脈硬化の改善、肥満や糖尿病予防、滋養強壮、精力増強、美肌、便秘改善、冷症改善、黒発等。

■ 黒貴妃黒米

ジャポニカ種、粳米。中国第一回特別品種穀物展示会で金賞受賞。現在中国黒龍江省松花江流域黒五原料生産農場で契約栽培。黒五の中で最も色が黒く、艶がよく粳米でながら粘りがあって、独特の香り等が特徴。

 

- チラシ